日本語で文章を作る際に気をつけている事

VAPEに関する情報を伝える手段としてBLOGという媒体を選択していると、言葉の選び方が気になってきます。
私が日本語で文章を作成する際に意識している事を、自身の考え方の整理も兼ねてメモと。


指示詞である『あれ/これ/それ』を隠語として使用しない


具体的には『●●だとアレなんで…』が、日本語圏で一番出てくる表現かと思います。

アレとは何ですか?

具体例として出した上記表現の場合、十中八九『アレ』は指示詞としてではなく、何かしらの物や事を暈した表現として用いられています。

指示詞は、物や事を暈すための言葉ではないし「私の口からは明言できないのだから察しろ」というエスパーな能力を相手に強要させるための言葉でもありません。
何故指示詞を隠語として使用するのでしょうか?
口頭による会話であれば『会話のテンポを乱したくないけど言葉が浮かばない』といった様な状況時に隠語としての『アレ』を用いるのは理解できます。
しかし、文章で隠語としての『アレ』を用いるのは何故なのでしょう?会話のテンポなど気にする事もないので言葉が浮かばなかったら思い出す・調べる時間は充分あるのに。
文章で隠語としての『アレ』を用いる人は、正しく伝える気が有るのでしょうか?
私には、この表現を用いる意味が分りません。


オノマトペを可能な限り使用しない


『カツカツ』『シャンシャン』『ガッチャンコ』『エイヤ』といった所謂ビジネス俗語も含め、オノマトペを用いた表現をよく見ます。

オノマトペで表現をすると、具体性が著しく低下し幼稚性が著しく跳ね上がるので、可能な限り使用したくない表現です。

ビジネス俗語も同様です。
「シャカイジンナラ シッテイテ アタリマエダー」と吠えているヒトもいますが、吠えているヒトが指す『シャカイジン』は『そのヒトの周囲』まででしかない事がほとんどですし、どんなに範囲が大きくなったとしても『業界』まででしかありません。
主語を大きくしないで頂きたいですね。



安易な略称化や、一般的ではない略称の使用を可能な限り行わない


もちろん、地球上の全言語の単語に対して『略称か否か』『略称であった場合、正式な呼称はなにか』を把握している訳ではありませんが、自身が把握している限りは安易に略称化を行わない様にしています。
安易に略称化をすると『どういう意味なのか』『何の略称なのか』が、初見の方には伝わらない字面や発音になる事が多いからです。

『その単語だけで初見の方にも伝わるか否か』を全く気にせず、何でもかんでも安易に略称化したがる方々は多いですからね。「技術は見て盗め!」と喚き散らす脳筋と同じ臭いを感じます。

一般的な言葉だと…やはり賃上げ交渉時に用いられる事が多い『ベースアップ』という単語を『ベア』と略すのが顕著な例ですかね。
読み難い発音な訳でもなければ長い単語でもないのに『ベア』と略す…挙句の果てには『ベアアップ』という、本来の意味を知っていれば絶対に生まれる筈の無い新語が生まれる始末ですからね。もう苦笑いというか…嘲笑しか出ません。

VAPE業界であれば…クリアロマイザーとかカトマイザーという、ダサいセンスを審議されてもおかしくない名称が業界内で一般化したのも、そんな経緯なのかなぁ…その言葉が生まれた当時の私はVAPE自体を知らない頃だったのでリアルタイムな空気感は知りません。あくまで推測です。まぁ、そのダサいセンスを審議されてもおかしくない名称ですら更に略されていますけど。
他には…半メカ、セミメカ、メカスコ、テクスコ、ピコスコ…とかですかね。

※そもそも半メカニカル、セミメカニカルという単語自体も、規準が人それぞれで曖昧なのに種別の名称としている時点で、「基準が曖昧なのに種別名にするって何考えてるの?」としか思えず絶対に使わない単語ですけど。



その他

  • 『●●したいと思います』と表現しない

会話形式、且つ発信者主導で進行する事(プレゼンテーションや講義等)であるならば、『●●したいと思います』を使用するのはまだ理解できます。「準備はいいですか?」という意味合いも含まれる事があるからです(それでも私は使いませんが)。
ですが、会話形式ではない一方通行な文章や動画において『●●したいと思います』という表現をしても、「思っていないで早くやれ。つか情報の発信が一方通行なのだし、読者や視聴者は準備ができている時にしか視聴しないし読まないだろが。」という印象しか持てません。
敬語(謙譲語・尊敬語・丁寧語)でも美化語でもないこの表現を用いる意味が私には理解できません。

  • 『●●になります』、『●●のほうを』、『●●というかたちです』と表現しない


変化を伴わないのに『●●になります』、
選択肢が無いのに『●●のほうを』、
形状・外形が無い事なのに『●●というかたちです』、
全て違和感しかないです。
敬語(謙譲語・尊敬語・丁寧語)でも美化語でもないこの表現を用いる意味が私には理解できません。




最低でも以上の事柄は意識しています。
文章に限らず、口頭であっても他人に伝える場合であれば同様に意識をしています。
口癖は書き癖になりやすいし、書き癖も口癖になりやすいですからね。

とは言っても、上記を意識しているのは個人の好みでしかないので、他人が作る文章や口頭での言い方に対しては、凄く気にはなりますが基本的には別にどうでもいいです。

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