Iris Mesh RDA@Cthulhu MOD


みなさん、SAN値保ててますか?
今回はCthulhu MOD Official HPより購入です。メーカー問わず、初めてOfficial HPからの購入でしたが、注文してから10日で到着しました。
早い…メーカー側に在庫が有ったからなんだろうけど、メーカー直販だとこんなに早いのか…。


諸元


  • 種別
    • Rebuildable Dripping Atomizer(RDA)
  • サイズ
    • H:27.5mm(ドリップチップ含まず)
    • Φ:24mm
  • 重量
    • 38g
  • デッキ
    • Unique Style(Mesh Wire Only)
  • コンタクト
    •  510( 調節不可)
  • ドリップチップ
    • 810 drip tip(ウルテム・デルリンの2種1ヶずつ)
  • 材質
    • 304SS
  • その他
    • BFピン

梱包


全体




うん、厳ついスね。
今まで入手した製品の中で一番厳ついデザインのパッケージかも。

内箱引き出して



開けて


本体と各部品、二重底にCard・Paper類


 

梱包物一覧


  • 本体
  • 810 ドリップチップ(ウルテム × 1、デルリン× 1)
  • エアフロー・コントロールリング ×2
  • マニュアル(英語)
  • Wararanry Card
<以下、袋内>
  • BFピン × 1
  • Oリング
    • 小(黒) × 1
    • 小(白) × 2
    • 大(黒) × 2
  • メッシュワイヤー × 2
  • 予備ネジ(+) × 2
  • ドライバー(+) × 1

同梱のメッシュワイヤーはSS316製ですね。

各部確認


本体をバラすとこんな感じ。

当たり前ですが、RDAなのでパーツ少なめです。

開封直後は全体的にかなり硬いです(特にエアフロー・コントロールリングが)ので、なにかしらでグリップ力を高めて頑張って外してください。
ご安全に

外したら、グリセリンか何か塗っておきましょう。


    ドリップチップ



    開封時に本体装着されているのはデルリン製(黒)です。
    付属品として、ウルテム製(黄)が同梱されています。
    510用のアダプタや510ドリップチップは同梱されていないので、使いたい場合はご自身でご準備ください。
    トップキャップからドリップチップを外す方法は、引っこ抜くかトップキャップ裏から押出しです。


    トップキャップ


    外観は特に問題ない(ドリップチップとの接合部の形がセクシーです)のですが


    内側のミスト出口付近が直線的になってますね。


    仕上げの問題ではなく、確実に直線的にしている設計です。

    ドーム・すり鉢な形状と違い、『ミストが一旦天井に当たってから流れ出る』というイメージです。
    なので、ドーム状・すり鉢状の物より気流の溜り=ミストの溜りが発生しミストが雫となり内部に付着する可能性が考えられます。

    エアフロー


    サイド・エアフローで、無段階式の調節です。


    エアフロー・コントロールリングを外すと、本体は下段の孔が広くなっている造りです。


    そしてエアフロー・コントロールリングは、少し横の位置をズラして孔が上下に並んでいます。


    この造りにより、エアフロー・コントロールリングをスライドする事で

    上半分の孔閉⇔全閉⇔全開

    と調節できます。
    下側の孔を半閉という微妙な調節も可能ですが、調節できるのは気流の『量』のみです。気流の『変化』はできません。


    シングルビルドとデュアルビルドでエアフロー・コントロールリングを使い分けます。

    孔が無い箇所が片側なのがシングルビルド用(右側のリング)、孔が無い箇所が正対しているのがデュアルビルド用です(左側のリング)。
    デッキのポールの位置と、孔の無い箇所の位置が合う様にしてください。
    (ちなみに開封時本体に装着されているのはデュアルビルド用です)

    着脱は、引っこ抜き/嵌め込みです。
    引っこ抜き時は、捻り上げるイメージで。
    嵌め込み時は、カチッと手応えが有るまでしっかりと入れ込んでください。
    開封時は特にエアフロー・コントロールリングの接合部が硬くて「ホントにこの外し方で良いの?」と不安になる程ですが、諦めず気を整えながら頑張って外してください。
    (気を乱すとSAN値下がります)

    コンタクト


    開封時はノーマル・ポジティブピン(ネジ頭『マイナス』)が付いてます。
    ピンの調節は不可です。

    ピンの出具合はこの程度。
    あとはご自身で判断してください。


    付属の、本アトマイザーをBF仕様に換装するピンです。

    …何だか謎部品(右側)がありますが…この一式で本アトマイザーをBF仕様に換装する部品です。
    (公式な呼び名は分かりませんが、以降は便宜上謎部品をBF用ポールと表記します)


    マイナスドライバーでノーマル・ポジティブピンを外して

    ピンを外すと、デッキのポールが1つ外れますので、失くさない様に気をつけて


    BF用ポジティブピンを挿れ


    BF用ポジティブピンによりデッキ中心にできた突起箇所へBF用ポールをつける。



    BF用ポールとBF用ポジティブピンの着脱はネジ式です。
    手で回しにくい場合は、BF用ポールの頭にある溝を使いマイナスドライバー等で回してください。ただし、BF用ポールとBF用ポジティブピンは同じマイナス形状の溝ですがサイズが違います。BF用ポールの方が大きいサイズですので、ドライバーの準備時気をつけてください。

    BF用ポールに開いている側面と天辺の孔からリキッドが供給される構造です。


    デッキ



    独創的な形状です。

    メッシュワイヤーでシングルでもデュアルでもビルドできるがコイルは非対応…という、非常に変態性の高い構造です。


    シングルで組む時は、ポールを寄せて

    デュアルで組む時は、ポールが正対する位置に

    それぞれ動かしてください。
    ポールを動かす際は、ポジティブピンを緩めて動かし、希望の箇所でポジティブピンを絞めて留めます。

    ポールの可動域は、ウェル内の凹んでいる箇所です。

    高低差の引っ掛かりが可動域のガイドになるので、『動かし過ぎ』の心配はありません。


    実際のビルドは後述にて。


    ポールのネジ頭は+ですね…

    +のネジ頭は大嫌いなので交換したいです…同サイズでマイナス頭か六角頭のネジを見つけたら交換したいです…。
    原理は他と一緒です。ネジを締めてコイルを留める…いつも通りです。


    ウェルの深さは7.92mm…約8mmです。
    十分でしょう。少々リキッドを供給し過ぎてもウェルでカバーしてしまいそうな程です。


    ビルド


    シングル…メッシュワイヤー1枚で
    メッシワイヤーの長さは34.5mm

    デュアル…メッシュワイヤー2枚で
    メッシワイヤーの長さは各20.6mm


    実物を手にするまで
    1. デュアルで組む時はメッシュワイヤー同士が接触してしまうのではないか
    2. 低Ω値になりがちなメッシュワイヤーをデュアルで組んだら、どんだけΩ値が低くなるんだよ…
    という2点の懸念がありましたが、

    1.は、ポールのネジが障壁代わりとなり、物理的にメッシュワイヤー同士が接触しない構造です。
    2.は、シングル時のΩ値が0.2台だったのが、デュアルだと0.1台になった…という程度でしたが…MechMODで使う場合だと、ちょっとバッテリーの出力値を気にしておいた方が良いかも知れませんね。
    ちゃんとオームの法則に基づいておけば、まぁ…まだ問題ない数値…なのかな…?。


    ビルドしやすいかと問われると…少々慣れは必要ですので「ビルドしやすい」と即答する事はできないですね。
    メッシュワイヤーの端を『立てて挟む』という工程が、慣れが必要なポイントかな。
    特にデュアルの場合はメッシュワイヤーを挟む物自体が2つしかないので、
    1. ポールの片方へメッシュワイヤーの片端を入れる
    2. その状態を保ったまま、もう片方へ別のメッシュワイヤーの片端を入れる
    3. 双方のメッシュワイヤーが入った状態を保ったまま、ポールのネジを絞め留める
    という順番の工程となり尚更…。


    コイルでのビルドは、足を凄く長く残せばできなくもないだろうけど…無理してまでやる事では無いですね。
    独創性溢れるコイルアートのアイディアが止まらない方であれば、今までに無い様なCraZyでSeXyでCOolな(表現が古い…)コイルアートができるかも知れませんが、実用面で見れば無理せずメッシュワイヤーで組んだ方が良いです。実用面でメッシュワイヤーを使うのがイヤだったら、このアトマイザーは買わない方が良いです。


    で、このメッシュワイヤーで作った囲いの中にウィックを詰め込んでいくと…



    …ウェル箇所で下膨れ状になってしまいましたが^^;
    『メッシュワイヤーとウィックがムラ無く接する様に』と意識しながら詰め込んでいきましょう。

    シングルビルドの際は、できる限りポール間の隙間からリキッドが直に流れない様に、メッシュワイヤーと接する面だけでなく囲い内360°全体的にウィックを詰め込むのを、デュアルビルド時以上に意識しましょう。
    意識し過ぎるとウィックの下膨れを起こしますが…ウィック下膨れは見栄えが良くないだけで、寧ろリキッド保有量が多くなる状況ですから…まぁ後は各々の好みで。


    BFピン付きの場合、BF用ポールの天辺を塞ぐまで詰め込むか、天辺の孔は見える程度までにしておくかは好みで良いと思います。
    天辺の孔が見える程度

    リキッドボトルをPUSHした際、確実に天辺の孔からもリキッドが供給されますので、浸透の速度を優先、もしくはドリップチップ越しでもリキッド供給されてる様子をちゃんと視認したいのであれば天辺の孔は見える程度に、ウィックへリキッドをたっぷりと保有させたいのであれば、しっかりウィックを詰め込む…そんなイメージです。
    (まぁ、天辺にウィック被せてもリキッド供給した時点で染みて天辺の孔が見えだしますけどね。)

    BF仕様ではないRDAとしてでリキッドの供給を自身のドリップでする際は、リキッドの着地点としてメッシュワイヤーで囲ったウィックを狙うのが良いのかな?
    発熱箇所に直接リキッドをかけない事で発熱効率が良くなる様な(ガンクの発生も緩まる様な)気がするけど…実際どうなんでしょね?

    実働

    では…毎度ながらWraithに合わせて…


    ・・・
    ・・・・
    ・・・・・

    うん…元々メッシュワイヤーは低Ω値になりがち(一番高抵抗となるステンレススチール素材でも0.2台)なので、ミスト溜りができやすい構造の割には、ミスト量は十分です。
    味も、メッシュワイヤー独特の柔らかさでしっかり感じます。
    この点は特に問題ないと感じますが、逆に目新しさも感じません。
    他のメッシュワイヤー使用アトマイザーと比べ、格段に美味い訳でもミスト量が多いわけでもなく、かと言って、味やミスト量がショボい訳でもなく…。

    BF用ポールの存在は良い具合になってます。

    他のメッシュワイヤーのBFアトマイザーはリキッド供給口がデッキの底部分なので、ウィックにリキッドがちゃんと浸透しているか心配で、リキッドボトルをPUSHしても(気持ち的に)すぐには吸えない事があったり、逆に気にし過ぎて供給過多を起こし、アトマイザーから漏れ出る事もありました。

    対してこのアトマイザーは、ウィックの上からかける様にリキッドを供給できるので、リキッドの供給状況が視認しやすいので、『供給具合が分り辛い』が発生しづらいです。浸透も早く感じます。

    この作用が心理的な面(所謂『安心感』)だけであったとしても、その『安心感』でストレスが少なくなりVAPEを楽しめるのであれば、それは重要な要素だと私は思います。

    気をつける点としては、BF用ポールには側面にも供給孔があるので、BF用ポール天辺からの供給にばかり気を取られていると思わぬリキッド供給過多を起こす可能性があります。
    他のBF用アトマイザーより心持ち少なめなリキッド供給動作でも良いのかな…気になる方は、トップキャップを外した状態にして、ウィックへのリキッド浸透状況を視認しながら細かい感覚調整を行ってください。


    やはりトップキャップ内側に雫が残りますね。これはちょっと気になります。
    味への影響は然程無かったと感じてるけど、雫が垂れるとスピットバックの原因にもなるからなぁ…あーでも…雫の垂れの着地点は概ねウィックになるのか…ならばあまり気にしなくても良いのかな…。
    ただ、トップキャップ内側の構造にドーム状・すり鉢状だったら、もっとミスト量や味の向上ができるのかもなぁ…この点はちょっと惜しい気持ちになる。


    あとは…メッシュワイヤーが『面で』トップキャップと近接するので、どうしても熱を感じやすいです。
    これはどうしようもないので、ビルド時にメッシュワイヤーをトップキャップに近づけ過ぎない様にする事を意識した方が良いですね。



    まとめ


    良かった点
    • メッシュワイヤーならではのミスト量と味でしっかり楽しめる
    • コイルアートのベースとするのも面白いかもね
    • 思ったよりエアフローが笛化しない
    • BF用ポールが演出するリキッド供給の安心感
    • 中型・大型MODと合わせて見栄えるサイズとデザイン

    気になった点
    • ビルドしやすいかと問われれば是とは言い難い
    • メッシュワイヤーが『面』でトップキャップと近接するので熱を感じやすい
    • トップキャップ内側に雫を発生させてしまう構造が惜しまれる
    • ちょっとデカいサイズ感とデザインが『小さいのが正義』派には向かないのかも…
    • メッシュワイヤーのデュアルってやる意味あるのかな…
    • +ネジは滅んでよい(ヲイ


    メッシュワイヤーをデュアルで組める点を面白く感じ購入しましたが、現時点でメッシュワイヤーをデュアルで組む利点が感じられていません。そう考えると期待外れでした。
    もしかしたら、しばらく使っていくと何か感じるかも知れません。その際は追記で。

    他は概ね良い製品だという印象を持っています。
    特にデッキに建てるBF用ポールが、かなり良い仕事をしている印象です。

    もし今後VerUPするのであれば…個人的に望む改善点としては、やはりトップキャップ内側の形状と+ネジですかね。

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